寒空の下、本日の安城ジュニアクラブは、広大なグランドをフルに使った冬ならではの強化メニューに取り組みました。

■意識を整え、対角線を駆ける まずはグランドの端から端、対角線を使った全力疾走です。 スタート前、多くの選手がお腹に手を当てて呼吸を整える姿が見られました。ただ走るだけでなく、丹田(たんでん)を意識し、自分の体と向き合ってからスタートを切る。一つひとつの動作に「意味」を持たせる意識の高さが感じられました。


■砂煙を上げて、粘りの下半身へ
続いて行われたのは、タイヤ引き。 重いタイヤを引きずり、砂煙を上げながら進む選手たちの背中には、春の飛躍を誓うような力強さがありました。苦しい時こそ一歩前へ。強靭な下半身と精神力が養われています。


■効率を高める2班体制
ランメニューの後は、ノック班とトスバッティング班の2グループに分かれてローテーション練習。 疲労がピークの中だからこそ、基本姿勢の維持と一球への集中力が試されます。

14時過ぎからは冷たい風が吹き始め、体感温度は朝のような厳しさとなりましたが、選手たちは最後まで集中を切らさず完走。15:30、入念なクールダウンを行い、本日の練習を終了しました。

          

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