早いもので、前回の練習から1週間が経ちました。 明日も練習ですが、その前にどうしても共有しておきたい、先週の『非常に重要な指導』について振り返ります。
11月30日、厳しい冬練習の初日。 午前のフィジカルトレーニングを終えた直後、グラウンドにコーチの熱い言葉が響きました。
テーマは、公式戦での悔しい初戦敗退。そして「なぜ負けたのか?」。
「フィジカルや技術だけでは勝てない」 コーチが選手たちに問いかけたのは、具体的な試合のシチュエーションでした。
『ランナー2塁でのバント。ピッチャーが捕球してタッチしに来たら、君ならどうする?』
ただアウトになるのか。それとも、泥臭く逃げ回って時間を稼ぎ、その一瞬の隙にランナーを3塁へ進めるのか。 その瞬時の判断の差が、勝敗を分ける1点につながります。

コーチの言葉を「思考」しながら聞く選手たち
「考えながらやらなければ、いつまでも勝てない」 「わからない場面は、どんどん質問してほしい」
今のチームに必要なのは、状況を見て、瞬時に正解を導き出す「野球脳」です。 実戦経験が少なくても、知識と意識でカバーできることはたくさんあります。
身体を鍛えた後は、頭脳を鍛える。 次の大会で「勝ち切る」チームになるための、非常に重要なミーティングでした。